午後4時ちょっと過ぎ。1階で母さんと誰かの声が聞こえた3秒後、階段を勢いよく上がる音が聞こえ。
バタンッ!
「康之お兄ちゃ〜ん! 宿題教えて〜!」
いつも通り、隣の家に住む百合奈がぼくの部屋に入ってきた。
「あ〜、はいよ。今日は何?」
ぼくはレポートを書いていた手を止めると、さっそくテーブルの前に勉強道具を広げた百合奈の前に座った。
「今日はね、算数」
「またかい」
「だって、算数苦手なんだもん」
ほっぺたをすこしぷくっと膨らませた百合奈を見て、ぼくは宿題を見始めた。
百合奈は、ぼくの隣の家に住む小学校6年生の女の子だ。中くらいの背丈に、髪の毛を後ろで縛って、メガネをかけている。勉強熱心で、学校でも成績はいいらしい。けれども、何かにつけてぼくの部屋へ来ては、勉強をしていく。
「算数が苦手」というけれど、テストで毎度毎度100点を取るどこが苦手なのか、小学校の頃は理科と社会は100点を連発して、国語と算数は60点台だったぼくにとっては不思議でしょうがない。
「お兄ちゃん、ここはどうするの?」
「ん…。あぁ、こいつをこうしてな…」
「あ、そうかそうか。お兄ちゃんすごいね〜」
すごいねって、今となっては簡単過ぎるのだが…。
「やったぁ、これで終わり」
「ん、…おし。いいぞ」
百合奈が体を張ってぎゅーんと伸びをする。ポロシャツの胸に、小さく膨らんだ山が目に付いた。
(…ふうん。もうそんな歳なんだな…)
生まれた頃から知ってるし、百合奈が「ガキんちょ」の頃から面倒を見ているので成長したんだな、と思った。
「…お兄ちゃん。どうかした?」
「んん? 何が」
「私の事、なんか変な目で見てたよぉ」
「…そうか?」
「うん…、あ〜、もしかしてへんな事考えてたんでしょ〜」
ゴスっ、ずずずずずずず。
もともとオーバーリアクションのぼくは、テーブルに頭から落ちた。
「…あれ、効いた?」
「そんくらいで効くわけないでしょうが」
頭を持ち上げて、「んなわけねえだろう」という表情で答える。
「私、魅力ないのかなぁ?」
「ん、なんか言ったか?」
「ううん、なんでもないよ。ありがとうね、じゃあね!」
「あぁ、またな」
百合奈が部屋から出ていったあと、ぼくは再びレポート書きを再開した。
机の上に、中途半端に書かれた大学ノート。テーブルの上に、プリント・教科書・ノート・ふでばこ。午後1時。土曜日の学校が終わって帰ってくるなり、百合奈は家へと飛びこんできた。
「康之お兄ちゃん、社会教えて!」
部屋に飛び込んでの第一声。そんなわけで、ぼくは今社会を教えてる。
「百合奈相手に、家庭教師の授業料取ったら儲かるだろうなぁ」
「え〜、なんで?」
「毎日毎日1時間半くらいうちにいて、1時間500円でも1日750円。1週間で5000円ちょっとだ。小遣い稼ぎにはなるぞ」
「そんなに払えないよ、私」
「冗談だよ。本気で授業料なんか取らないって」
ぼくはくすっと笑った。
「…授業料払ってあげようか?」
「おいおい、冗談だって」
「お金じゃなくて、…私の体で」
「…おい、大丈夫か? 熱出てるんじゃないか? それとも、テレビの見過ぎか?」
ぼくは、百合奈のおでこに手を当てた。もちろん、冗談である。
「…本気だよ」
「おい、ちょっとまて…」
「康之お兄ちゃんなら、何されてもいいと思ってるもん…」
百合奈がぼくの膝の上に乗っかる。…案外、重い。
「お兄ちゃん…。お願い…、お兄ちゃんとえっちな事したいの…」
いきなりか細い声になる百合奈。ぼくはちょっとびっくりした。
「…私って、魅力ないの?」
「…いや、そんなことないよ」
百合奈が大胆な行動だったので、ぼくも思いきって大胆に行動を取ることにした。
「百合奈のちっちゃいおっぱいとか、真っ白いパンツが似合うところとか、まだなんにも生えてないあそことか…」
ぼくがそう言いながら百合奈の該当部分を触る。
「ひゃぁ!」
からだをぴくっと動かして、百合奈が目を閉じた。
「百合奈、目開いて」
「…なに?」
「キスははじめて?」
「うん…」
「お兄ちゃんがもらっていいの?」
「うん、お願い。百合奈のはじめて、全部お兄ちゃんにあげちゃう…」
その言葉が言い終わるかどうかの所で、ぼくは百合奈にくちづけをした。めがねをかけた目をぎゅっとつぶって、可愛らしい顔が一生懸命にぼくの唇と重なっていた。一度口を離して、百合奈を抱きかかえる。
「んっ…」
ちゅっ、ちゅっ、ぴちゅっ。
舌を出して、百合奈の口の中を舐める。百合奈も、ぎこちなく舌を出して、ぼくと絡めた。頬は赤く染まって、息遣いも荒くなってきている。
「ぷはぁっ…」
もうディープキスだけでいっぱいの感じ。そんな百合奈を抱えて、ベッドの上へあげる。
「お兄ちゃん…」
ぼくの体に手を回して、「もういっかいキスして」という表情の百合奈。ぼくは、百合奈を満足させるために、さっきよりも激しくキスをした。
「脱がすよ」
うんうんうん、と3回もうなずく。頭の中は、もう放心状態なのかもしれない。
ポロシャツを脱がすと、胸に小さいパッドが入った下着を着けていた。まだスポーツブラをするほどの大きさでもないだろう。スカートも脱がして、白のおそろいの下着姿にさせる。「かわいい!」。ぼくも服を脱いで、もう一回百合奈とキス。
「百合奈…大好きだよ」
今度はほっぺたにちゅっとキスをしてから、下着の内側に手を入れて、するするっと脱がす。百合奈は全く無抵抗だったので、すぐに「ちょん」っと膨らんだ、かわいい胸が現れた。
「やだぁ…。お兄ちゃん」
「なにがやだぁ、なの?」
「…恥ずかしいの。…だって、ぜんぜん大きくないんだよ」
「…お兄ちゃんはな、百合奈の今の姿見て『かわいい!』と思ってるんだぞ」
「ほんとに?」
「あぁ」
「じゃあ、お兄ちゃんロリコンなんだね」
「…いい雰囲気の所でミもフタもない事を言うんだな」
「…お兄ちゃん、ごめんね」
変わった雰囲気はすぐに元に戻された。今度はいじわるく首筋にキスを浴びせる。
「やぁ…、お兄ちゃん。私もキスしたいよぉ…」
リクエストに応えて、唇を重ね合わせる。少女のやわらかくて小さい唇が、なんだか心地よい感触を与える。
「肌がすべすべだ…。きもちいい?」
「うん」
おなかや胸をするすると撫でる。ちょっとぷにっとした感触。その感覚がぼくにも百合奈にも心地いい。
「あ…、乳首が起ってきた」
さっきまでやわらかいままだった乳首が、撫でた刺激でぷくっと膨らんだ。乳首を指でつかんで、やさしくクリクリっといじる。
「んんっ…」
「きもちいいの?」
「…うん」
性感帯は発達し始めてる様だ。ぼくは、舌で両方の乳首を交互に舐めたり、唇で摘んだりした。
「んひっ…。あぁっ、お兄ちゃん…」
大人の女性のような、寿司ネタで言う「トロ」の感触は全然ないけれど、ちょっと弾力があってみずみずしい、なんというか「ハマチ」あたりの触感の様な気がした。
手を百合奈のあそこに添えてみる。パンツの上から、すこししっとりとした感じが取れた。
「ちゃんと濡れるんだね。してるんだ」
「…うん、お兄ちゃんが好きだもん」
目線が、ぼくから離れない。ぼくも、うれしいやら恥ずかしいやら複雑な感じだ。
「じゃあ、大切な所見ちゃうよ」
「うん、見て。お兄ちゃん」
ちょっと腰を上げさせて、パンツをゆっくりと下ろす。百合奈は恥じらいながらも、足を閉じずに自分から恥ずかしそうに開いた。まだなんにも生えていない一本の縦筋。すこし複雑な形によりはじめているが、まだぴったりと閉じていて、ほんの少し開いた隙間から、キラキラした液がこぼれ出ているのが見えた。
「かわいい…。お兄ちゃん、ロリコンでよかった」
「やだぁ、お兄ちゃん…。…恥ずかしいけど、好きなだけ見てもいいよ」
「触ったらいや?」
「…うん、さわっていいよ。でも、気持ちよくさせてね」
「あぁ、わかってるよ」
指で縦筋を割り開いて、中を覗く。
「ひぁっ…」
中は、外とは比べ物にならないほど濡れていた。小指をちょっと入れてみる。
「んっ、痛いっ」
「ご、ごめん」
処女膜の穴が少し小さいかな? これはもっと慣れさせて濡れるようにならないと辛いと思う。ぼくは、とりあえず百合奈をいかせることにした。
ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅるるっ
「ひぁぁぁぁっ、すごいよぉ…」
クリトリスを吸ったり、舐めたりするだけで百合奈はぴくぴくとけいれんをした。案外、感度はいいみたいだ。
ぢゅっ、ぢゅぷっ、ちゅぷるっ
「はぁっ、はぁっ、お兄ちゃん…、すごい。きもち、きもちいい…」
汗を流し始めている。ぼくのベッドのシーツに、まくらに、百合奈のめがねに、汗がかかっている。
「もういきそう?」
「…う、うん。やめないで…、きもちいいよぉ…、いっちゃいそう…」
百合奈はクリトリスをいじるのが好きな事がわかった。ぼくは、舌で、指で、クリトリスを徹底的にいじった。
「はっ、はぁっ、いく、いくっ、いきそうだよぉ…。お兄ちゃん…」
自然と腰をぼくに押しつけているのがわかる。これはそろそろだ。
「んっ、んっ、いく、いく、お兄ちゃん…。あぁぁっ!」
ぴくっ、ぴくっ、ぴくっ。
百合奈のからだ全体がぶるぶるっと震えたあと、軽くけいれんした。
「大丈夫? 汗だくだけど…」
うん、うんと首だけこくこくする。まだいった余韻が抜けていない。ぼくは、クローゼットからタオルを出して、百合奈の顔を拭いた。
「めがねが汗で濡れちゃってるよ…。すごく気持ちよかったんだ」
「…うん。こんなの、はじめてだった…」
あそこは、ぼくの唾液と百合奈の愛液で濡れていた。
「めがね外すよ」
「うん…」
まだ頭ふらふらの百合奈。ぼくがめがねを外して、ベッドの横へおく。めがねをはずした百合奈も、またかわいかった。
「お兄ちゃん…」
「ん、なに? もう大丈夫?」
「うん…。お兄ちゃんも、パンツ脱いでくれる?」
「え、…あぁ、わかったよ」
百合奈の頭を撫でて、ぼくはトランクスを脱いだ。
ちゅっ
「あっ…」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅるっ
百合奈が、真っ赤な顔をしてぼくのモノに吸いついている。テクニックなどあったものではないが、少女にされている興奮感だけでも充分にきもちいい。なにより、百合奈の小さな口は、先っぽが含まれるだけですごい感触に襲われる。
「上手だよ…、百合奈。きもちいい…」
汗をぼくの腰の当たりに振り落としながら、健気にフェラチオをする少女。めがねを外した百合奈は、いつもとは違うかわいらしさと魅力があふれていた。
「百合奈、ストップ」
ちょうどいい感触の所で、百合奈の動きを止めさせる。
「百合奈は入れるのはまだ無理だから、素股をしようと思うんだけど」
「…うん、いいよ」
百合奈をさっきのように寝かせて、ふとももを手で持たせて、股を大きく開かせる。やばい、これはすごい光景だ。ちょっと恥じらいながら、百合奈はぼくを受け入れようとしていた。
「入れないから大丈夫だよ。痛くないからね」
百合奈の頭を撫でて、ぼくのモノを百合奈の縦筋に添える。
「よし、手を離していいよ」
ぼくが百合奈の脚を支える。
にゅっ、にゅっ、にゅるんっ
「ふわぁぁ……」
おしりの穴の辺りから、クリトリスのてっぺんまで。ぼくのモノがゆっくりと動く。頭とカリの部分が、百合奈のクリトリスを刺激するばかりでなく、やわらかいあそこをこすって、ぼくにも激しい快感を与える。
にゅちゅっ、にゅるん、ちゅっ
ぼくのモノが、百合奈の縦筋を前後に動く。時々、先っぽだけをあそこの中へ入れてグリグリっと動かす。
「はわぁぁぁぁ…」
「百合奈…、きもちいい?」
「はぁぁ…、う、うん…、気持ちいいよぉ…」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、にゅちゅっ、にちゃっ
前後に動く音が変わってきた。百合奈の愛液が、どんどんどんどんあふれ出てきている。
「お兄ちゃん…、なんだか…、へんに、変になっちゃいそう…」
「…大丈夫だよ。もっと楽になって。もうすぐ気持ちよくなるから…」
百合奈の左手をぼくの右手でぎゅっと握る。
「はぁっ…、あぁっ、だめ…、おにいちゃぁん…」
「うん、お兄ちゃんも…、そろそろだよ」
にちゃっ、にちゃっ、くちゅっ、くちゅっ
「お兄ちゃん…、あぁんっ、いく、いっちゃうよぉ…!」
ぼくは、百合奈が小刻みに震えてきたのを見て、先っぽをあそこにおしつけてグリグリと動かす。
「ひぁぁっ…!」
「んんっ!」
どくん! どくん! びくん! びくん!
百合奈がぶるぶると震える中、ぼくは百合奈の濡れた小さなあそこに精液をかけつづけた。
「はぁぁっ…。お兄ちゃん……」
百合奈は、汗だくになりながら、もうろうとする意識の中で余韻に浸っていた。ぼくの精液は、百合奈の縦筋と恥丘にかかり、だらっとシーツの上に落ちていた。
百合奈が中学にあがっても、毎日ぼくの部屋に来ている。勉強を教えて、えっちをする。中学ではトップの成績だと、百合奈のお母さんがぼくにわざわざ礼を言ってきてくれた。テストでいい得点を取るたびに、百合奈はぼくにご褒美を求める。軽い体を激しく動かして、ぼくの上でぽんぽんと跳ねる。
ぼくの大好きな百合奈。ぼくが大好きな百合奈。ひとつマズイことは、ぼくは自宅から通勤できるところへ就職しなければいけないことだ。百合奈は、ぼくとえっちをすることで勉強するから。
おわり